3D酔いを克服した

初めての3Dゲームは、タイトルは覚えていないがFPS系だった。
夫がプレイしていたところ2Pで参加してみたのだが、10分でガチ酔い。吐きそうになるのをこらえながら横になり、そのまま1時間ほど起き上がれなかったことを覚えている。
最近始めたゲームもやはり10分、慣れてきても30分もすれば悪寒が来て「ああ、そろそろ酔うな」とコントローラーを置く。この繰り返しだった。
まず、私は昔から車酔いが酷い。未だに酷い。一般的に言われている「車酔いしやすい要素」が何か一つでもあれば、酔い止めを飲んでいても効果がない。
2Dゲームであっても、見下ろすアングルのものは、キャラの移動速度が速い状態で走り回ると酔ってしまう。
さて、酔いやすい人の特徴として最もよく言われるのが「三半規管が弱い」で、鍛えれば克服できる」とのことだが、これは正直ピンと来ない。
後転をする・目をつぶって歩く・後ろ向きに歩くなど、色々とやってきたが全く改善が見られなかった。
私は体のバランスは良い方で、片足立ちはずっとしていられるし、そのまま目をつぶっても数分は立っていられる(よろめきはするが)。昔から色々なスポーツをしてきたおかげで、その辺りは鍛えられているはずだ。
……が、これはこれであまり根拠がないというか、「三半規管が弱くても体の感覚だけでできているパターンかもしれない」と言われた。では、そもそもどうすれば三半規管の強さを知ることができるのか、という話になってしまう。
そこで改めて、一度も3D酔いをしたことのない夫に相談してみたところ、目の使い方に問題があるのではという指摘をもらった。「ずっと(動かしている)キャラクターを凝視していないか、視線が一点集中していないか。自分は常に全体を見て、そこからあちこちを見ている」というものだ。
自分ではそんなつもりはなかったが、言われてみればあまり周りの風景を見ていない気がした。「視界に入ってはいるが、見てはいない」という状態だ。
そして取り入れたトレーニングが2つ。
1. 体ではなく目を使うトレーニング
女性に多い「めまい」の原因と改善・予防方法。三半規管の問題を解説
上記のページ中ほどにある「めまいの予防と改善に有効な平衡訓練」である。
こちらにどの程度効果があったかはわからないが、視線がガチガチになりがちな自分には、どのみち必要な訓練であったと思う。
2. 周りの風景だけを見ながらプレイする
全体をバランス良く見られることが理想だが、まずは「キャラを見ない」ことから始めた。もちろん全く見ないとまともにプレイできないので、「キャラを見て風景が視界に入った状態」を「風景を見てキャラが視界に入った状態」に変えるということだ。
1と2の合わせ技が良かったのか、単純に2に慣れたのかは不明だが、効果てきめんだった。最初は上手くいかずキャラが挙動不審になってしまったが、 いつの間にか全体を見られるようになっていたのだ。
そしてだんだんとプレイ時間が延び、ついに数時間の連続プレイが可能になったのである。健康面を考えるとあまり喜ばしいことではないかもしれないが、毎回気分が悪くなって中断し、休息が必要になるよりはよほどマシである。
単純に「慣れ」もあると思われるが、それでも上記のトレーニングを始めてからの改善があまりに顕著だった。まさに目から鱗、夫には感謝しかない。
ちなみに、現在プレイしている3DゲームはSkyと鳴潮である。
Skyで酔いを克服し、画面をぐるぐる回しながらハイスピードで戦う鳴潮までプレイできるようになったのだ。少し前であれば間違いなく5分と持たなかった。
もちろんすべての人に当てはまるわけではないし、車酔いまで克服できたかどうかはわからない。しかし、これまで何をやっても3D酔いが治らなかった人は、一度目の使い方にフォーカスしてみてほしい。
あと、どちらのゲームもポストアポカリプス系で泣けるので、ぜひプレイしてみてほしい(鳴潮はサブストーリーの方が泣ける)。